夫婦でマイホームの場所選び。希望の立地条件を決定!

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

住宅を購入する上で、最も大事とも言えるマイホームの立地条件。夫、妻、小2娘、年中息子、3歳児息子の5人家族に最適な立地はどこだろう?「トータル予算5000万以内の戸建て」を条件に、夫婦で理想の立地条件を話し合いました。

住宅購入における夫婦それぞれの希望条件を話し合う

夫の希望

  • 土地の広さ50坪以上
  • できるだけ資産価値のある土地(駅近、人気のある街)
  • 建売はイヤ。新築か中古リノベーションで
  • 子どもの校区については、特に気にしない

夫の希望は、第一に土地が広いこと。400坪ほどある広々とした実家で生まれ育っているので、矮小物件は耐えられないそう。50坪以上ある建売もいくつか見に行ったのですが、家自体は4人家族用のものが多く、間取りや広さなどが気に入らない様子。

最近の建売住宅で、床面積100m2以上の物件って少ないですよね。新築か中古戸建てに的をしぼった方がよさそう。

妻の希望

  • 自分(妻)の実家の近く(車で20分以内)
  • 評判のよい公立小学校・中学校が近い(徒歩15分以内)
  • 庭はなしでいいので、駐車場2台確保
  • 頑張ったら駅に歩いていける距離(徒歩20分以内)
  • 土地は狭くてもよいので(35坪程度でも可)、できるだけ駅近
  • 建売、中古でも可能。コスパがいい物件で

私は、実家に近いこと、評判のよい公立中学校の校区であることが第一条件でした。夫が単身赴任をしておりワンオペになりがちなので、「実家に近い」という条件は譲れない。また、子供が3人いるので、私立の学校だと経済的に厳しいなーという思いがあり、評判のよい公立中学校の校区を狙いました。

駅近の小中学校は評判がよい学校が多いこと、「駅近の物件だと将来売れる可能性が高い」という思いから、狭くてもいいからできるだけ駅近の物件を希望。

夫婦の絶対に譲れない条件

  • 土地の広さ50坪以上
  • 建売はイヤ。新築か中古リノベーションで
  • 自分(妻)の実家の近く(車で20分以内)
  • 評判のよい公立小学校・中学校が近い(徒歩15分以内)

夫婦それぞれの希望があったものの、お互いに「絶対譲れない条件」だけを残しました。大きなポイントとしては、「土地の広さ50坪以上」が残ったこと。「トータル5000万円以下」という前提条件が絶対であり、土地の広さ50坪以上を希望すると、駅近は難しそうだったので優先順位を低くしました。

また、「妻の家から車で20分程度」という条件により、探すエリアがかなり狭まりました。そのエリアの中での優良中学校が4校ほど残ったので、その中学校の校区の範囲内で土地探しを始めました。

物件資料集めと現地見学

資料収集

主に、SUUMOと福岡宅建協会のサイト『ふれんず』で条件に合う土地や中古物件の資料を集めました。当時は東京に住んでいたため、気軽に現地を見にいけませんでしたが、住所を調べてはGoogle mapで近隣情報を調査したり、親に実際に土地を見に行ってもらいつつ、希望の土地をいくつかピックアップしました。

行ってよかった現地見学

希望の土地や中古物件をいくつかピックアップした後、1週間ほど福岡に帰省し、現地を見に行きました。スーパーや学校、駅までの道はどうか、急な坂道がないか、近隣環境はどうか、近くに虫の多そうな場所はないか、さまざまなポイントをチェック。

「空き巣に注意」などの看板があると、その地域は空き巣が多いことの証明だ、と不動産会社の方に教えてもらったため、看板も念入りに確認。また、昼と夜の雰囲気は全然変わってしまう場所もあるので、昼はもちろん夜も現地を見に行って外灯の明るさや数など、近隣の雰囲気をチェックしました。

エリアが決定!

現地見学で、土地購入や中古物件購入までは至らなかったものの、希望エリアが確定。

現地見学までは、希望の中学校校区が4つほどあり、4つのエリアの中で土地を探していました。そのうちの2つのエリアは県内でも人気のエリアでしたが、実際に見に行くと、とにかく急な坂が多い。住宅地が高台にあり、スーパーやドラッグストアに行くには、坂を降りていくしかなかったため、生活に不便と判断。

最終的に残った2つの中学校区の中で土地探しを続けることにしました。

再度、資料収集

東京に戻ってから、再度資料収集。エリアがかなり絞られているため、新しい土地や物件はひと月に1件程度しか出ませんでしたが、頻繁にSUUMOをチェック。物件資料開始から1年後、希望条件に合致した中古物件に出会い、購入することに、、、!

中古物件を購入した土地は、どんな土地?

最終的には、こんな土地に決定!

  • 自分(妻)の実家の近く(車で20分以内)
  • 県内でも評判のよい公立小学校・中学校が近い(徒歩10分以内)
  • 頑張ったら駅まで歩ける(駅徒歩20分以内)
  • 2021年現在、人口が増え続けている人気エリア
  • 土地の広さ60坪以上(車2台の駐車スペースと小さな庭がもてそう)

万人受けする土地ではないかもしれませんが、私たち夫婦の希望が合致した中古物件を見つけることができました。自転車なら駅まですぐ行けるので、利便性もまずまず。

逆に、諦めたことは…

  • 駅近の立地
  • 街のおしゃれさ

福岡は車社会であるため、駅近でなくても利便性は損なわれないと判断。本当はおしゃれなカフェのある街に住みたかったけど、近隣の街並みはおしゃれさは皆無。おしゃれを感じたいときは糸島か大名に繰り出します。

マイホームの優先順位をはっきりさせる

マイホームの立地を検討することは、物件購入で最も大事なことと言えるかもしれません。

我が家は、おおむね資産価値を諦める形で、希望の広さの物件に決定しました。

一言で言うなら、夫は「広さ」、私は「子育てのしやすさ」を最優先順位として物件選びをしました。お互いの条件が明確になると、物件探しがスムーズになるし、相手の大事にしている暮らしのポイントがよくわかります。

物件の購入も確定したので、これからリノベーション計画を楽しみたいと思います…!

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です